トヨタ生産方式「5回のなぜ」

企業での出来事の中には、さまざまなトラブルがあります。物流であれば、例えば、納品物に違うものが混入していたり、納期が間に合わなかったりという具合です。トラブルを発生させようと思って作業をする人はいませんが、何らかの要因があって、トラブルが発生してしまいます。そのトラブルを追求する方法として、トヨタ生産方式「5回のなぜ」があります。

まず現地現物

トヨタ自動車では、現場に出ないリーダーは評価されないといわれています。トラブルが発生した場合、まず現地現物を確認します。机上でデータを確認することも大切ですが、何よりも現場で発生している事実を重視します。これを「現場第一主義」といいます。

5回のなぜ

トラブルは何らかの要因があって表面化された事象です。その裏には要因があるわけですが、その要因の裏にも、さらなる要因が隠れていることがあります。一つずつ要因を突き詰めていき、真因を掴むことが大切です。

トラブルの真因を掴む作業として、「5回のなぜ」があります。トラブルが発生したその要因を「なぜ」と質問します。その要因についても「なぜ」を繰り返していきます。そうしていくうちに真因にたどり着き、根本の改善が可能となります。