従価料金方式契約とは?
従価料金方式契約とは、物流業務を完全に物流企業に委託し、その料金を荷主側の売上高の割合で支払うことです。その割合のことを、従価率といいます。
比較的良好に運用されているケースが多いのですが、現在の物流の不景気により、当初設定した従価率では固定費が賄えないケースが発生し、「必要固定費+従価料金」方式の契約形態への移行が一部で行われています。
従価料金方式契約のメリット・デメリット
従価料金方式契約をした物流会社は、依頼者側からの支払は、物流を依頼された商品が売れた分の売上高に応じて、その割合で費用を支払ってもらえます。
依頼者側としては、物流費用が固定費ではなく変動費となるので、経営のリスクを下げられるメリットがあります。ただし、物流量が増えれば増えるほど、物流会社に支払う料金が、従来の契約よりも多くかかってしまうことになります。
物流会社からすると、物流量が増えれば増えるほど、たくさんのお支払いをいただけるので問題はありませんが、想定していた量(損益分岐点)を下回ってしまった場合は、赤字になってしまいます。
「必要固定費+従価料金」方式
そういった物流会社のデメリットを防ぐために、「必要固定費+従価料金」方式という契約方法もあります。
この方式では、物流会社が必要とする固定費を上回るので、必ずプラスになるというメリットがあります。物流会社からするとリスクは低くなります。
ところが依頼者側からすると、どれだけの固定費がかかっているのかが判ってしまうので、何かと経費削減の要求があるかもしれません。
