作業時間の測り方

物流作業をする作業者のムダを見つけるために、作業時間を測ります。その方法をまとめました。

ストップウォッチを使った作業時間の測り方

陸上競技などで使用されるストップウォッチを使って、物流の作業時間を測ります。その方法は次の通りです。

1.作業順序や作業方法、測定位置を決める

1回の作業の時間では、イレギュラーなことが発生している可能性もありますので、2~3回測ります。そして、時間測定する作業順序や作業方法、測定位置が妥当かどうかを検討します。

2.2~3回観測する

1回の作業の時間では、イレギュラーなことが発生している可能性もありますので、2~3回測ります。そして、時間測定する作業順序や作業方法、測定位置が妥当かどうかを検討します。

3.作業時間を測り、用紙に記入する

それらが決まったら、実際に作業時間を測ります。ストップウォッチの途中時間記録を使用すると便利です。

時間を測ったら、記入用紙に時間と前作業の時間差を記入していきます。

測定は10回程度行います。

ビデオを使った作業時間の測り方

作業時間は、ビデオを使って測定も可能です。早送りや巻き戻しができるので、繰り返し確認ができます。

ビデオを使った時間測定では、ビデオを何度も見るのに時間がかかりますが、ストップウォッチを使った測定と比べて、改善前後の作業方法を比較したり、ビデオを繰り返し再生して多人数で議論したりできます。