改善3つの要素QCD

QCDとは

Qは品実(Quality)、Cはコスト(Cost)、Dは納期(Delivery date)です。「改善をせよ」と言われたときに、何を改善すればよいのかを考えるときの要素になります。

QCD改善の順序

実際にこの3要素を改善していこうとしたときに、どれも大切な要素ですので、どれから改善を行えばよいのかが迷います。そこで、まずは品質の改善から行ってください。

品質の改善を行えば、クレームが少なくなり、会社の信頼が高まります。そして、注文数が増えてきます。

注文数が増えてきたら、生産が間に合わなくなり、次に納期が問題となってきます。次の改善は納期です。たくさんの注文でも納期が間に合うようになれば、これも会社の信頼アップにつながります。

最後はコストです。品質や納期をそのまま、もしくはそれらを高めつつ、コストを抑えることができるようになれば、利益が得られます。

利益は投資に回すこともできますので、さらに品質を高める競合他社との競争力も高まります。