物流のピッキングとは?

ピッキングとは?

物流のピッキングとは、出荷伝票に沿って倉庫から商品を集めてくることです。ピッキングされた商品を箱詰めして出荷されていきます。

ネット通販で工業用の部品の販売をしている部品販売会社があったとします。町工場では部品を購入するときに、いつもの卸業者に依頼するものもあるかと思いますが、卸業者にいつも在庫があるとは限りません。在庫がなければネット通販で発注することもあると思います。

注文を受けた部品販売会社は、出荷伝票を出力し、倉庫の担当者が商品をピッキングしていきます。その商品をダンボール箱に入れて梱包し、宅配便業者の伝票を張り付けて集荷を待ちます。

ピッキングのミス軽減のための工夫

棚にある商品の点数が少なければ、ミスはそれほど起きることはありませんが、商品点数が数百種類を超えてくると、商品をバラバラに置いているようでは、ピッキングにミスが生じます。やはり、ピッキングにも倉庫ごとにノウハウがあります。

単純に思いつくこととしては、棚に商品を型番順に並べて置いておいたり、商品のカテゴリごとに置いておいたりすることが考えられます。商品の大きさがマチマチなことや、カテゴリ数が増えすぎてくることで、そう単純にはいきません。

少し工夫をして、棚に電球をつけておいて、ピッキングする商品が置いてある棚の電球が光るようにしておけば、ピッキングのミスを減らすことができますし、ベテランでなくてもピッキングの速度が上げることができます。

このように、ピッキングにもさまざまな工夫があります。