アパレルの3PLで行っている流通加工

物流加工の種類

物流加工とは、物流倉庫の中で、商品に加工を加えることです。物流の付帯作業の中のひとつです。主な物流加工としては

  • ・ 検品
  • ・ タグや値札付け
  • ・ ラッピン

物流加工の内容や方法は、物流させる商品の性質や、お客様からの指示によって異なります。

アパレルの検品

アパレルの検品では、衣類に傷やシミ、色落ちなどがあるかを見ることがあります。そのときに、衣類にゴミが付いていたら、それを落とす作業をすることもあります。

アパレルの検品には、それらの他に検針があります。

検針とは、衣類の中に針が入っているかどうかを点検することです。検針には、検針器を用います。針は金属なので、電磁波を変化させる性質があります。その電磁波の変化を読み取って、針(金属)が入っているかどうかを見分けます。

衣類のタグ付け

衣類のタグ付けは、どの場所にどのようなタグを、どのように付けるのかをお客様からのご要望に対応します。

場合によっては、タグの印刷を行うこともあります。タグの印刷では、バーコードや値段、コード番号などを印刷することが多いです。

衣類のラッピング

衣類のラッピングでは、お客様から指定されたとおりに畳んだ衣類を、指定の袋に入れていきます。そのときに、取り付けたタグがどのように見えるのかを指定されることもあります。

ラッピングのビニール袋は、お客様から送ってくる場合もありますし、指定されたものをこちらで発注することもあります。

大量の物流加工では

アパレル商品を大量に扱うデパートでは、3PL物流が行われています。3PL物流では、高度にルール化された方法で、運搬、物流加工等を行っています。

必要な商品が、必要な場所に、タイミング良く届かないと、商機を失ってしまいます。そのために、配送のミスや物流加工のミスを減らすといった、物流品質を高めなければなりません。

そのために、大量の物流では機械化をしたり、バーコードで管理したりと、さまざまなうっかりミスを減らすための工夫をします。