物流の品質改善とは
物流の品質改善とは
物流の品質には、商品をミスなくピッキングできるか、商品にダメージなく配送できるか、商品を素早く配送できるかがという大きな3つの要素があります。これらを改善していくことが物流の品質改善です。
ピッキングの物流品質改善
ピッキングとは、出荷伝票に従って商品を棚から取り出してくることです。出荷伝票には商品名や型番、数量が記載されています。簡単な作業なのですが、人が行うところにはミスが発生します。8個と6個を間違ったり、1個と7個を間違ったりするという数のミス、商品を隣の棚から持ってきてしまうというミスです。
これを改善していくことが、物流の品質改善につながります。
商品梱包の物流品質改善
商品は運んでいる途中でダメージを受ける可能性があります。うっかり落としてしまったり、どこかにぶつけてしまったりすることがあります。商品にダメージを与えないように運ぶということと、もう一つの考え方として、商品を梱包して、商品に直接ダメージが加わらないようにするという発想です。ダンボール箱も商品をダメージから守ってくれます。
商品の梱包でも物流の品質を高めることができます。
商品配送スピードの物流品質改善
3つ目の物流品質としてスピードがあります。例えば、他の物流企業であれば3日かかるところを2日で配送できたらいかがでしょうか。すると、商品を受け取る人は、商品が欲しいと思ってからできる限り素早く商品を届けてくれる物流企業に、「物流品質が高い」と感じることでしょう。
その他の物流品質改善
物流品質の考え方は「必要なものが必要なだけ必要なときに」ということが基本です。ですので、上述した3種類が主な物流品質改善の項目なのですが、その他にも、さまざまな物流品質があるのではないかと思います。
例えば、物流を行っている人員の対応も、物流品質につながるのではないかと思います。物流は一流であったとしても、人の対応が3流であったとしたら、その物流企業は敬遠されることになるでしょう。そういったことから、当社では、物流を通じて人を育てるようにも務めています。