配送代行の料金はどのようにして決まる?

配送代行の料金の決め方

配送代行とは、荷物の配送を代行してくれるサービスのことです。配送代行の料金は、主に次の要素で決まります。

  1. 1.移動距離
  2. 2.荷物の量と重さ
  3. 3.手配する自動車の大きさ/トラックの大きさ

移動距離

移動距離が長いと、移動時間が長くなり、自動車の燃料代や人件費が高くなります。この料金は距離にほぼ比例するものです。

荷物の量と重さ

荷物の量と重さですが、これによってチャーターする自動車やトラックの大きさが決まります。小さな荷物であったとしても、金属の塊のように非常に重たいものであれば、大きなトレーラーが必要になります。

また、紙管のように軽いものであったとしても、ほとんど空気を運ぶようなものですが、大量の紙管を運ぶ場合にも、大きなトラックが必要となります。

手配する自動車の大きさ/トラックの大きさ

自動車やトラックは、レンタカーでも同じように、大きな自動車ほど値段が高くなります。

配送代行で物流コストが下がる

配送代行に依頼すると、物流コストを下げることができます。物流専門としていること以外に、物流コストを下げられる理由として次のようなものがあります。

往復で別のものを運ぶ

配送代行の料金を下げるためには、復路をどうするかで大きく異なります。

例えば、東京から大阪まで荷物を運ぶとします。そうすると、帰り道に何も荷物を積まずに走ったら、その人件費とガソリン代、自動車代は、単なる消費になります。

そこで、復路では大阪から東京に何か別の荷物があれば、付加価値が発生します。

配送代行であれば、復路では何か別の荷物を運ぶように手配するために、コストを気にする必要がなくなります。それにより、配送代行業者によって決められた料金で荷物を運んでくれます。

3PL物流の配送代行でものを運ぶ

3PL物流とは、サード・パーティ・ロジスティクスの略です。簡単に述べると、ルート配送を行っているところに、そのルートの営業エリア内で、荷台の空いているところにて別の荷物を運ぶ方法です。

配送の時間がきっちり決まっていることや、配送代行料金が格安になることから、3PLを導入している配送業者は利益を伸ばしているはずです。