通販物流をなるべく早くアウトソーシングすべき理由

通販を開始した直後の会社では、物流を社内で行うことが多いことでしょう。しかし、社内で物流の仕組みを構築される前に、なるべく早く通販物流をアウトソーシングすることをおすすめします。その理由をご紹介します。

１．一度構築された仕組みはなかなか改善できないから

通販を開始した会社では、商品の知識は豊富でも物流の知識まで持っているところは少ないことでしょう。ましては、物流の仕組みづくりから始める必要があります。

通販物流では、お客様の元に注文のあった商品を間違いなく届けることが大切です。数量が少ないうちは、間違いなく届けることができるでしょう。しかし、その成功体験が、事業が拡大してくるとボトルネックになることがあります。人は、その成功体験をなかなか捨てられないからです。

当社では、トヨタ生産方式を導入し、絶え間ない改善を繰り返しています。通販物流をアウトソーシングすると、初めから効率のよい物流を利用することができます。

２．専門外の人材育成でコストがかかるから

通販を開始したばかりの会社は、その商品については専門家です。しかし、物流については専門ではなりません。そのため、自社の物流を担う人材の育成が必要となります。人材育成にもノウハウがあります。

そのノウハウの一つとして、トヨタ生産方式というフレームワークがあります。当社では、トヨタ生産方式を応用した物流の改善を日々行っています。そのような人材育成のためのコストをかける前に、アウトソーシングすることで、すでに育成された人材を確保することが可能となります。

３．倉庫の手配の手間がかかるから

販売数が少ないうちは、事務所の片隅で作業を行うことが可能でしょう。しかし、通販での売れ行きが伸びてきたら、物流倉庫を借りる必要が出てきます。人材の問題もそうですが、倉庫を手配する手間もかかります。

どのような立地で、どのような規模、どのような人材を配置するのか、さまざまな課題があります。通販物流をアウトソーシングすると、そのような課題をすぐさま解消できます。