BtoB物流の種類
BtoB物流の種類と言っても、どこからでも切り取って表現ができるので、大まかに述べたいと思います。
物流方法におけるBtoB物流の種類
チャーター便
トラックをまるまる1台チャーターするBtoB物流です。ドライバーもセットでチャーターすることが多いです。たいていのドライバーは、フォークリフトも運転できるので、荷物の上げ下ろしも代行してくれます。スポット対応の物流が多いです。
ルート配送便
定期的に決まった需要地をトラックで行き来するBtoB物流です。東京と大阪の物流倉庫を毎日行き来したり、東京、神奈川、埼玉、千葉にある商業施設に定期的に品物を届けたり、物資のやり取りを行ったりします。長期間の契約が多いです。
3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)物流
デパートやコンビニでの配送で用いられるBtoB物流です。物流倉庫に一手に複数の商品を集め、店舗毎に必要な商品をコンテナに詰め込んで、それを配送します。需要地では、作業が一元化できるので、配送や入庫の手間が軽減されます。長期間の契約が多いです。
ルート配送されているトラックでは、毎日荷物が満杯になることはありません。若干の余裕を持たせることが大切です。その空きスペースを利用して配送するという3PL物流もあります。
3PL物流の詳細は、「3PLとは」をご覧ください。
契約期間におけるBtoB物流の種類
BtoB物流の契約期間には、スポット対応と長期契約があります。物流の性質に応じて、使い分けたり、両方を活用したりします。
スポット対応の物流では、チャーター便、ならびにルート配送の空きスペースを利用する3PL物流があります。
長期契約では、ルート配送と、商品を物流倉庫に一手に集めて指定された需要地を回るタイプの3PL物流があります。