物流コスト削減の定番はトヨタ生産方式
最近では通販物流の市場が増えていますが、通販物流は誰でも出来そうな作業です。ところが、数が多くなってくると生産性が落ち、コストが思ったよりもかかるようになります。そこで、物流コスト削減を行うわけですが、その定番はトヨタ生産方式の導入です。
ジャストインタイム
物流コストを削減したい場合は、トヨタ生産方式の根本思想に立ち返って考えることから始めます。トヨタ生産方式では、「ジャストインタイム」という言葉があります。
これは、必要なものを必要なときに必要なだけ届けることを基本としています。
つまり、相手が「この品物が欲しい」と思った瞬間にその品物が届いたら、そこには無駄がないことになります。
ジャストインタイムから外れた無駄
例えば、欲しくないのに予備としてその品物をストックしていたらどうでしょうか。その品物を置く場所の土地代がかかります。またその品物が劣化していき、商品価値が低下する可能性もあります。
また、欲しいと思ったときになかったらどうでしょうか。これも無駄です。その商品が販売するものであれば、売りたいときに売れなかった。つまり機会損失になります。
品物を必要としている数が10個だったときに、15個も配送してしまったらどうでしょうか。5個分が余計です。その分の配送コストが無駄になってしまいます。
トヨタ生産方式での物流コスト削減
こういったことを物流倉庫の作業にまで応用し、無駄を想定し、物流コストを削減していくことが可能です。
例えば、頻繁に出し入れするものや、重たいものを倉庫に入れるときには、倉庫のなるべく手前に置いておくと良いでしょう。そうすると、作業員の移動距離が短くなったり、重たい荷物の出し入れが容易になったりして、物流の時間を短縮することができます。つまり、無駄が省けるわけです。
いかがだったでしょうか。物流コスト削減方法を簡単に述べましたが、もう一つ物流コストを削減する方法をご紹介します。それは、当社のようにトヨタ生産方式を取り入れた物流倉庫にアウトソーシングすることです。
物流に携わる人材の教育の手間が省け、物流品質が高まり、コスト削減につながります。
物流コスト削減ならテスココンポにご相談ください。