物流コンサルティングでの改善
物流コンサルティングには、物流業務を効率化するためのアドバイスを行う業務と、物流を機械化するための支援を行う業務の、大きく2種類に分けられます。
当社では、トヨタ生産方式によって物流業務の効率化をアドバイスすることを行っています。
問題の改善
物流業務で問題が発見されたら、必ず「なぜなぜ分析」を行います。すると問題の真因が発見でき、問題が起こらないように改善できます。定期的なミーティングの場で、問題や真因、解決策などを共有したり話し合ったりすることで、問題の再発防止や物流効率の改善にも取り組みます。
物流コンサルタントは、なぜなぜ分析やミーティングの仕方をアドバイスしつつ、リーダーには定着化するように支援します。
見える化による改善
業務改善の方法として、見える化があります。見える化とは、誰でもわかるように見えるようにすることです。
企業によっては、細かなルールが決まっていないところが多く見受けられます。例えば、コピー用紙がなくなってきたら、どのタイミングでどれだけの量を注文するのか決まっていないことも多いことでしょう。
トヨタ生産方式では、ラインを引いておいて、「これを下回ったら5つ発注する」という具合に決めておきます。このラインによって誰でも分かるようになります。
物流倉庫でも同様にラインを多く用います。例えば、荷台の位置です。
荷台がどの位置に置かれていたら最適なのかを現状把握のQCDSを基準として決めておき、荷台がラインの中にないときは、異常が発生していると考えます。
現状把握のQCDSを基準とすることで、物流品質の工場、コスト削減、リードタイムの短縮、安全性の向上を図ることができます。
物流コンサルティングによる物流品質の改善や物流コスト削減のご支援なら、テスココンポにご相談ください。