3PLとは?種類とメリット・デメリット

3PLは、サード・パーティ・ロジスティクスの略で、荷造りや配送を第三者の専門業者にて一括して行う物流のことです。ルート型、多店舗型、百貨店型の3種類があります。

ルート型3PL

トラックが決められたルートを定期的に運行している物流会社が、荷台の空いている部分に別の企業からの依頼で荷物を載せる物流のことです。

荷台の空いている部分に荷物を積むので、かなりの低コストで物流ができますが、ルートから外れた箇所への物流は行ってくれないことが多いです。

多店舗型3PL

コンビニで行われている物流です。商品を物流倉庫に一手に集め、ルートで回る店舗から注文のあった商品をピッキングして、各店舗に配送します。

店舗の支店がそれほど遠く離れていなくて、小物が多く、1店舗当たりの配送量がそれほど多くない場合に有効です。

百貨店型3PL

店舗に配送する荷物のすべてを、いったん物流倉庫に集め、店舗ごとにトラック1台ですべての荷物をまとめて配送する仕組みです。当社ではこの3PLの実績があります。スーパーマーケットでも有効な手法です。

大型店舗で商品点数が多い場合に有効な3PLです。アパレル、雑貨、食品などのカテゴリで、3PLの業者を分けることもありますが、物流点数が少ない場合は、反対にコストが高くなってしまいます。