EC物流のアウトソーシング
EC物流の業務内容
EC物流では、物流での業務に、EC特有の業務が加わります。「ささげ」やラッピングなどです。
ささげとは、撮影、採寸、原稿作成のそれぞれの頭文字を取ったものです。ネット通販で商品の購入を検討するときに、写真や寸法、説明文を見て、注文しようかどうかを決めます。そのためのコンテンツを、物流倉庫で登録する作業のことです。
ささげを物流倉庫で行えば、ECサイトを運営している本店側に撮影ルームを設ける必要がありませんし、商品を取り寄せる手間が減るので、作業効率がアップします。
ラッピングでは、商品によってはもともとラッピングされているものもあります。また、細かい商品であれば売れた分だけをラッピングすることもあります。
衣類であれば、傷が付いたり、汚れが付いてしまっては商品価値を失うので、物流倉庫に入荷した時点で、1点ずつラッピングしていきます。
EC物流のアウトソーシング
このような作業を行うEC物流倉庫を、ネット通販業者が自前で持つことは、ものすごくコストがかかってしまいます。ネット通販を始めた当初は、注文数が少ないので自前でも可能でしょう。次第に商品が売れるようになってきたら、配送専門の人材を確保しなければいけなくなったり、より大きな倉庫が必要になったりします。
人材不足や場所不足を意識しだしたら、EC物流をアウトソーシングするという方法があります。
EC物流をアウトソーシングすると、すぐさま高品質な物流倉庫を手に入れたことと同じことになり、物流倉庫を自前で準備するよりも手間と費用といったコストの削減につながります。
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