物流のWMSとは?
物流システムにはWMSという言葉があります。Warehouse Management Systemの略で、「倉庫管理システム」と言われます。さまざまなメーカーがシステムを発売していますが、自社に合ったシステムがなかなかみつからずに、スクラッチで制作する企業もあります。
WMSで何ができるのか?
導入するシステムによってできることは異なりますが、主には、物流倉庫の入出庫管理と在庫管理です。
いつどのようなものが入庫してきて、どのようなものが出ていくのか。倉庫の在庫状況はどうなのかを確認できます。
また、伝票出力や棚卸などの機能も備えているはずです。
WMSはクラウドとオンプレのどちらがいい?
クラウドとは、最近流行の外部のサーバーで一元管理するものです。オンプレとは、自社のパソコンにシステムをインストールして利用するものです。
複数の倉庫を一元管理したい場合は、クラウドの方が良い感じがします。
ところが、最近では「外部のサーバーは誰が管理しているかわからない」ということで、オンプレを選ぶ企業もあると聞きます。
「オンプレだと、複数の倉庫で一元管理ができないのでは?」と心配される方もいることでしょう。ところが、VPN接続によって倉庫を拠点間接続し、本社のシステムにアクセスできる方法があります。