物流倉庫で活躍するハンドリフト

物流倉庫では、さまざまなサイズ、さまざまな重さの荷物を運びます。小さな荷物は、プラケースに入れて運んだり、手で持って移動したりしますが、大きい荷物や重たい荷物は台車を使います。

さて、重たい荷物を運ぶときに、単に運ぶだけでなく、ラックの少し高い位置に置かないといけないときに、人力で持ち上げるとなると、腰を傷めたり、うっかり荷物を落としたりすると危ないです。

そこで、「フォークリフトを使おう」ということになりますが、室内であったり、狭い場所であったりした場合には、フォークリフトが入ることができないところもあります。また、フォークリフトの運転には免許と技術が必要です。

そういったときには、ハンドリフトという道具を用います。

ハンドリフトは、手動で荷物を持ち上げる機構が備え付けられており、レバーを上下に動かしたり、ハンドルを回転させたりして、荷物を持ち上げ、ラックの高さまで上昇させたら、手で押し込みます。

もちろん、その荷物を取り出すときにもハンドリフトを使います。

重たいものを持ち上げる原理は、テコの原理や油圧を用いています。