メーカー物流業者の選び方
メーカー物流業者を選ぶときに、まず気になることは、場所と料金だと思います。しかし、場所はともかく料金だけで選ぶことは、物流コストが安くなったとしても、他の手間がかかってしまって、割高になることもあります。
この記事では、メーカー物流業者を選ぶときに、何を基準として選ぶべきかをご説明いたします。
専門性の高さや実績で選ぶこと
メーカー物流は、専門性の高い技術が要求されます。そのため、どのような物流センターでもできるものではなく、実績を積み上げている業者を選ぶことが大事です。
料金の安い物流センターでは、実績があまりないこともあり、さまざまなトラブルの処理に追われる場合もあるのです。
なるべく需要地に近く、交通の便が良いこと
メーカー物流で大事なことは、やはりTCへの配送コストです。TCから遠い場所にある物流センターですと、それだけ配送の距離が長くなり、配送コストが高くなってしまいます。
しかし、需要地に近い場所であればあるほど、土地の値段が高くなり、反対に物流センターの利用料金が高くなってしまいます。
その辺りのバランスを考慮して、物流センターの場所を決めた方が良いです。
付帯サービスを柔軟に対応してくれること
実績があり、需要地に近くて料金が安くても、付帯サービスに柔軟に対応してくれない業者でしたら、物流センターを移転する必要が出てくる可能性があります。
付帯サービスとは、ラッピングや梱包、ラベル貼り、写真撮影、物流加工、検針などといったサービスです。物流センターとメーカー物流を契約した当初は必要ないものであったとしても、取り扱う商品の種類が増えていくと、そういった付帯サービスが必要となることがあります。例えば、衣類を扱うようになったら検針が必要になります。
付帯サービスに対応してくれなくて物流センターを移転するとなると、そのコストとストレスは計り知れないものがあります。最初から柔軟な付帯サービスに対応してくれる業者を選んでおくことが大事です。
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