物流品質とは?
物流品質とは?
物流では、品物が滞りなく届けられることが求められ、そこに「物流品質の高さ」が出てきます。その「滞りなく」が何を意味しているのかによって、物流品質はさまざまな場面で出てきます。
届ける時間
商品を届けるときに、遅刻をしたら良くないことはもちろんのことです。反対に、早く届けたら良いとは限りません。早く届けてしまったら、受け取った側は、空きスペースが用意できていない可能性もあるからです。時間通りに届けると言うことが、物流品質になります。
届けたときの商品の状態
商品は、お預かりしてお届け先に届けたときに、受け取った状態と届けた状態に変化がないことが、物流品質の高さにつながります。届けた商品がトラック輸送の途中で荷崩れをしてしまって、商品価値を失ってしまうこともあります。輸送中の商品の安定も大事な要素です。
届ける商品の内容や数量
物流では、届けた商品の内容と数量が合っていることが前提です。間違ったものを届けてしまったら、輸送コストが余計にかかってしまいますし、納品が遅れてしまうので、お客様にご迷惑をかけてしまうことになります。納品する品物の内容と数量が合っていることも、物流品質につながります。
物流品質の数値化
物流品質は、数値化することによって改善がしやすくなります。物流品質を数値化したものとして代表的なものが、誤納率です。
誤納率とは、納品を間違ってしまった割合のことです。例えば、1万回物流を行って、1回間違いが発生したたら、誤納率は0.01%です。ちなみに当社の誤納率実績は、2022年実績で0.0013%でした。これは、10万回に1回ほど誤納してしまったことになります。
誤納率が低いことは、とても良いことですが、お客様にご迷惑をおかけしたことは事実ですし、そのお客様にとっては100%になってしまいます。当社は、誤納ゼロを目指して日々精進しております。