物流で使われる単位「SKU」とは?

SKUとは、「ストック・キーピング・ユニット(Stock Keeping Unit)」の略で、直訳では「在庫管理単位」になります。アパレルでは、衣類のタイプ1種類に対してS・M・Lの3サイズがあったとすると、3SKUになります。

SKUの単位は、在庫管理をするときの単位と同一のものです。アパレルであれば、お客様が商品を欲しいと思ったときに、S・M・Lの3種類を同時に購入することはありません。1つ購入したら十分です。ですので、在庫管理はSKU毎に管理をすることになります。

サイズ以外にも、商品によっては5個入りや10個入りといった、同じものでもパッケージされた数量が異なる商品もあります。缶ビールであれば、同じ缶ビールでも1本単位で販売されているものもあれば、6本が1パックになったものもあります。それによってSKUが異なります。

もちろん、商品によっては、商品の種類とSKUの数が一致するものもあります。

物流倉庫でも、何品目管理するのかの規模を表す場合には、SKUを用いることが多いです。お客様とのご契約で、SKUの数がどの程度なのかによって、どの程度の棚を用意しないといけないかが判るので、SKUは料金が決まる要素になります。