どちらの物流作業がムダ?
物流加工では、商品の出荷代行として、商品をピッキングし、箱に入れて出荷するという作業が行われます。その作業として、一見効率的と思っていても、実はムダな作業を行っているということがあります。
そのことを、次に事例で示したいとおもいます。
問題、どちらの作業が早く終了するでしょうか?
アパレルの商品を出荷する作業を想定し、10着のシャツがあったとします。それを、1着ずつ箱に入れて別々のお客様に出荷する作業を行うのに、AさんとBさんで、それぞれ別々の方法で作業をしていました。
Aさんの作業方法
先に商品を箱に入れて10個並べておき、それらの箱を順番にテープで止めていく方法で作業をしていました。
Bさんの作業方法
商品を1着ずつ箱に入れいてテープで止める動作を10回繰り返していました。
どちらの作業が早いと思いますか?
もうお分かりですね。正解はBさんです。
一見するとAさんの方が早そうに見えますが、実はAさんの場合、「物を取って置く」という作業を2回行っているのですが、Bさんの場合はその作業が1回で済みます。
物流コストの削減ならテスココンポ
この例では10着という少ない個数での作業ですので、「どちらでもほとんど変わらないじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、それが千着などと数が多くなってきたり、これを毎日繰り返していくとなると、僅かな差が大きなムダにつながってきます。
この例のように、一見すると効率的だということでAさんのような作業を行っていて、それに気が付いていない倉庫さんも多いと思います。そういった気が付きにくい物流のムダを発見するサービスを行っている物流コスト削減の専門家が、私たちテスココンポでもあります。
テスココンポでは、日々物流コスト削減に取り組み、そのノウハウを蓄積しています。毎日の物流作業をさらに効率化して、物流のコスト削減していきたいときは、ぜひテスココンポまでお問い合わせください。