アパレル商品のピッキング

アパレル(Apparel)とは衣服のことです。衣服がデパートで販売されるためには、衣服をデパートにトラックで運ぶ人がいます。その物流は、物流業者が行っています。

デパートでは衣服の在庫がある程度置かれていますが、倉庫の容量にも限りがあるので、それ以上の在庫は物流倉庫に保管されています。

デパートでは売れた衣服を補充するために、物流倉庫に発注をします。すると物流倉庫は注文を受けた衣服をデパートにお届けします。

ここで、デパートは1店舗だけでなく、いくつもの店舗があることがほとんどです。同じ衣服は、他の店舗でも売られています。つまり、物流倉庫はいくつもの店舗から同じ衣服に対して入ってきます。

デパートの核店舗から衣服の発注が入り、それを仕分けて、別々の店舗に発注数量に応じて配送します。そのときに、衣服の保管場所から数量に応じて、発注のあった衣服をピッキングします。

衣服の発注に対して、間違いなく納品することは、もちろん大事ですが、人の作業ではミスが発生するものです。そこで、なるべくミスが発生しないように、ピッキングを工夫します。

例えば、デパートの店舗毎にパレットを分けて、その中に必要な衣服を必要数量分だけ入れていくことをします。また、パレットに入れられた衣服の数量が合っているかどうかを、重量で確認したり、衣服やパレットにあるバーコードで、何の衣類が投入されたのかを確認したりします。

デパートに納品したら、受領もバーコードで行うことで、正しい衣服が正しい数量は言ったパレットが、正しく対象となるデパートに届いたのかを確認します。

そのようにアパレル商品の物流が行われます。

ピッキングでは、指定されたものを取ってくるだけの作業ではなく、ミスが無いようにシステム化された作業になっています。