物流倉庫のLANで稼働しているWMSを外部から見る方法

最近では、世界的に稼働しているシステムがダウンして、飛行機に乗られなくなったり、主力商品の菓子の製造が数か月もストップしたりするニュースがあります。

物流倉庫ではWMSが稼働していて、それがクラウド型であれば、サーバーがハッキングされたり、ネットワーク障害が発生したりしたら、物流倉庫の稼働が止まる可能性があります。そういった背景もあり、あえてWMSを自社サーバーで運用しているところもあります。

WMSを自社サーバーで運用している場合でも、物流倉庫のWMSを外部からアクセスしたい場合もあることでしょう。

外部から安全にWMSに接続する方法は、専用線を利用方法とVPNを利用する方法があります。

専用線は、専用線が引かれた場所からしかアクセスできないという成約はありますが、とても安全な方法です。

VPNはインターネット回線に仮想の専用回線を引き、2重のパスワードで保護する技術です。外出先のノートパソコンからでもアクセスが可能ですので、自由度が高い方法です。VPN接続する方法は、物流倉庫のインターネットルーターをVPNルーターに変更して、VPNルーターに接続用のプログラムを書き込みます。そして接続したいパソコンにVPN接続の設定をして、パスワードを設定したら完了です。

WMSを外部からアクセスしたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってください。