3種類の標準作業

標準作業には、こちらで述べたように、「基準時間(タクトタイム)」「作業順序」「標準手持ち」の3つの要素で構成されています。標準作業には、3つのタイプがあります。

タイプ1

タイプ1は、繰り返し作業ができる工程の標準作業です。工程別能力表、標準作業組み合わせ票、標準作業票を用いて、標準作業の改善を行います。この3点の詳細はこちらをご覧ください。

タイプ2

タイプ2は、製品の種類が多く、サイクルタイムが異なる作業があり、標準作業がどのようなものなのか表しにくい作業です。山積表を用いて、バラツキを排除し平準化といった改善を行います。

タイプ3

タイプ3は、タクトタイム(売れるスピードに基づいてつくること)に基づいて作業を行うことが困難な作業です。この作業では、運搬、段取り、交換、品質チェックなどの作業です。アンドンなどの信号で作業指示されて動く工程です。