標準作業改善の手順
標準作業改善を行う手順についてまとめました。この改善の流れを把握できると、体系化された作業で改善が行え、改善の効率が高まります。
1.事前準備
改善対象となるラインを決め、それに向けて参加メンバーやラインの情報を集め、現状を把握します。現状把握のやり方は、こちらをご覧ください。
2.管理ボード作成
管理ボードとして、改善の目的や考え方、体制、スケジュールや工程、活動ルール等を記載します。
3.現状把握
ラインの工程を把握し、時間を測定します。3票を作成し、改善目標を設定します。
4.要因分析
3票から問題を洗い出し、それらの原因を追究します。
5.改善案立案
ネックとなっている問題の改善案を作成し、それを検討します。
6.改善実施
すぐにできることから実施します。
7.改善成果測定
改善成果を測定し目標と照らし合わせます。
8.標準化・歯止め
改善ができたものを標準化し、それを根付かせます。
9.改善成果発表
改善した成果を全員で共有します。