リードタイム短縮の重要性
リードタイムとは、注文を受注してから納品までにかかる時間のことです。リードタイムを短縮する為には様々な停滞時間を、徹底して無くしていくのがポイントです。
停滞時間を無くす
商品を注文してから納品するまでには、さまざまな作業が必要になります。注文内容を確認する情報加工、商品を梱包する物流加工、伝票を貼って出庫、配送先に応じた仕分などです。
このような作業の中に、必ず「停滞時間」があります。例えば、毎日のピッキングを決まった時間に行っているとしたら、注文を受けてからピッキングするまでは注文が停滞していると言えます。また、梱包された商品をトラックに積み込むまで、その間は、商品が倉庫で眠っていることになります。
物流は毎日のことですが、その作業がマンネリ化していると、リードタイムを改善していくことを忘れてしまいます。
リードタイムを減らす方法の一つとして、「整流化」があります。整流化とは、簡単に述べると、物流の作業工程で分岐や合流する工程を無くして簡素化し、一気通貫の流れをつくることです。詳しくは、リードタイム短縮と整流化をご覧ください。
このような「当たり前」はございませんか?
- ・ 帳票やラベルは事務所業務
- ・ 仕組が旧いので時間を要するのは当然
- ・ バッチ切替は多少の時間は仕方無い
毎日の作業は、今まで通りで行っていくと、トラブルは少ないかもしれませんが、その毎日の当たり前を見過ごすことで、ムダが積み重なっています。「なぜ5回」を当たり前にしていきませんか?