メーカー物流の用語

製品を製造しているメーカー企業様の物流業務を、第三者企業が全て承り、デリバリー業務などを行う事です。

「サードパーティーロジスティクス」の略で、倉庫での在庫管理や輸送などの物流業務を自社で行うのではなく、専門的な物流のノウハウを持つ第三企業に委託する業務形態のことです。

TCとは、「Transfer Center（トランスファーセンター）」の略称で、商品を在庫として持たず、入荷した商品の数量確認・内容検品・仕分け・出庫を迅速に行い、納品先へ配送を行う物流センターのことです。
DCとは、「Distribution Center（ディストリビューションセンター）」の略称で在庫型物流センターという意味です。
商品を保管し、お客様のもとへスピーディーに商品を供給するために、物流センター内で荷捌き、流通加工といった作業を行なうセンターのことです。

「General Merchandise Store（ゼネラルマーチャンダイズストア）」の略で、日本語では「総合スーパー」と訳されます。食料品や、日用品、衣料品などの雑貨を総合的に幅広く取りそろえ、セルフサービスで販売する小売業態のことです。

お客様や取引先から戻された商品を、再度販売できる状態に戻すことです。

物流における付帯作業とは、物流の途中で商品にタグ付けをしたり、チェックしたりする作業のことです。当社では、値札付け・外し作業、シール貼り・剥がし作業、検針作業などが当てはまります。

流通加工とは、流通の過程で商品の価値を高めるために施す加工全般を指します。流通加工の内容は非常に幅広く、商品の種類によって様々な加工が行われます。
流通加工の種類として「検品」や「梱包」も挙げられます。
商品の検品を行って不良品を取り除くことで、商品だけでなく、企業の信頼を保つことに繋がります。
傷や汚れがないか、壊れていないか、異臭がしないか、動作に問題がないか、組み合わせや内容が合っているかなど、細かいチェックが必要です。
他にもバーコードや値札シールなどを貼りつける「貼り」、配送するための段ボールに詰める工程である「梱包」なども含まれます。

検針とは、検品作業の一種で、商品への針の混在有無を確認・検査する作業を指します。
針とは、代表例として以下が挙げられます。
・ミシン針（折れたミシン針を含む）
・マチ針
・縫い針
検針は、主に「アパレル」・「寝具」などの身体に触れる商材を対象に実施されています。

アパレルやバック、靴などを手で触り、劣化や損傷などの有無を確かめることを指します。

パレットとは、倉庫や工場で荷物を保管したり、コンテナやトラックなどに荷物を載せたりするための荷役台のことです。
パレットの定番の形は、荷物を載せる面の両サイドに差込口がある平らな形です。一見するとただの大きく頑丈な物置板に見えるかもしれませんが、この差込口にフォークリフトのフォークを差し込んでそのまま移動や上げ下げが出来ます。

3面ないしは4面に格子状の側板が取り付けられたパレットで、車輪付きのものをロール・ボックスパレットといいます。構造的には取外し式、折畳み式、固定式があり、使用しない時には畳んでコンパクトに持ち運びできます。

商品を直接お客様に届けるのではなく、専門の集配センターへ納品する事です。

センター利用料を指します。

コンテナ降ろしのことです。

コンテナ積みのことです。

アメリカのブリスアンドローリン社（現 Flexible Material Handling 社）で開発された、『ネステナー』は物流機器として安全性が高く、限られたスペースを有効かつ合理的に活用することを目的に開発される。ポータブルラックの機能を持つ、スチールパレットのことです。
使用しない時には組み込んで保管できる入れ子式で、その形状が鳥の巣に似ているところから『ネステナー（鳥の巣）』という名前が付けられます。

折り畳みコンテナのことです。

誤納率（誤出荷率）とは、注文とは異なる商品や、数量を間違って送ってしまったり、出荷を忘れていたりしたミスの割合のことです。

データベースや帳簿などに記載されている帳簿在庫数と、倉庫内に在庫している実在庫数との差の割合のことです。

荷物の容積のことです。

トラックのトン数には、車両総重量を指す場合と、最大積載量を指す場合があります。
車両総重量＝車両重量＋乗車定員×55kg＋最大積載量
車両の仕様により最大積載可能重量が定められております。お問い合わせいただければ必要に応じた車両をご手配いたします。

1カ月を3分割した保管の管理方法です。1日～10日、11～20日、21日～末日の3期間に分けて、倉庫を利用契約する方法です。

出荷指図に基づいて棚から製品を持ってくることです。調品と言われていた時代もあります。

油圧とテコを利用してパレットを人力で搬送する機器のことです。
「ハンドパレットトラック」、「毘沙門（びしゃもん）」とも呼ばれています。

固定するためのピンのことです。見た目がもやしに似ているので、「もやし」と言われることもあります。

ハンドガンのような形状のタグを付ける機械のことです。「ピストル」と言われることもあります。

「ハンディー・ヘルド・ターミナル」の略で、バーコードを読み取るハンディータイプの装置のことです。現場では、「ハンディー・ターミナル」と言われることが多いです。

「デジタル・アソート・システム」の略称です。
仕分け先ごとに設置したデジタル表示器に仕分けする商品を認識（スキャンや入力）させ、その商品の仕分け指示数を表示させます。
仕分け作業者はペーパーレスでデジタル表示器に表示された指示数に従い投入するシステムです。

「Automated Guided Vehicle」の略称です。
無人搬送車や自動搬送車と呼ばれており、磁気テープなどの誘導体によって設定された固定のルートを移動します。

「Digital Picking System」の略称です。
アイテム別に設置されるデジタル表示器棚の表示数に従って、ピッキングするシステムのことです。

「カート・マネジメント・システム」の略称です。
商品を入荷検品機（前処理装置）で検品を行ないトレーに投入、JANコード、数量、重量を登録します。
検品したトレーをカートに積載し、カートに表示される間口番号へ移動するとシャッター付き間口のシャッターが開きます。
指示された商品・数量をシャッターの開いた間口のオリコンに投入し、それと同時に重量検品され投入間違いを防止します。
CMSを導入することで、高い物流品質が実現されます。

ポリエチレン樹脂などを原料とした梱包用のフィルムです。静電気でフィルム同士がくっつくため、テープによる接着を行う必要がありません。

共同配送とは物流企業同士が協力し合い、他企業間の商品を同じトラックやコンテナなどに積んで配送する方法です。

拠点間の荷物の移送のことです。