物流いろは その4

物流アウトソーシングのメリット

物流をアウトソーシングする主なメリットは、物流の手離れをよくすることや、内製コスト削減、管理の簡素化です。物流をアウトソーシングすることで失うこともあります。それらを考えながら、会社を成長させるための考え方をまとめました。

物流でのジャストインタイム

ジャストインタイムとは、「必要なものを必要なときに必要なだけ」という発想の物流にかかる時間の短縮を図る考え方です。ジャストインタイムの究極は物流をなくすこと。その理想を求めつつ、効率とコストという一見相反するものを克服していくことが求められます。

トヨタ生産方式での物流コスト削減

物流事業では、小さな会社ほど利益が出しにくくなってきていると言われています。物流で利益を出していくためにも、トヨタ生産方式の導入がとても有効です。

物流倉庫での異常発見

物流倉庫で以上を発見したら、それを改善してく必要があります。そのためにも、異常を発見しやすいように仕組み化することも、物流倉庫では大切な取り組みとなります。

物流倉庫での工数効率化のために

物流倉庫では、さまざまな作業が発生します。その作業の工数を効率化できれば、人件費を削減でき、ミスも軽減することができることでしょう。物流倉庫での工数の効率化を考えるために必要なことついてまとめました。

物流倉庫での適正在庫

物流倉庫で、商品をストックしておく場合、よく出る商品は多めに、あまり出ない商品は少なめに在庫することは、当たり前のことだと思います。どれぐらいの量を在庫しておくことが適正なのかをまとめました。

倉庫の作業効率を高めるには

倉庫でものがあふれてきたら、倉庫を新設するか、より大きな土地に引っ越しをするという方法がありますが、これは膨大な資金を必要とするために、なるべくコストがかかりにくい別の方法で効率化をする必要があります。

物流倉庫の作業の効率化

物流倉庫では多くの作業でムダが発生しています。その多くは、ピーク時に作業を合わせていることにあります。そのムダを取り除くことで、作業の効率化を行うことができます。倉庫のコンサルティングでは、平均化を行います。

物流のリードタイム

物流では、よくリードタイムという言葉を聞きます。リードタイムの意味をまとめました。

作業時間を測ってみよう

トヨタ式での改善には、ストップウォッチで実際の作業時間を細かく測ります。そうすることで、作業の改善できそうなところが見えてきます。

物流の5S

5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾のローマ字の頭文字です。ここでは、物流の5Sについてまとめました。

物流のムダの改善

人が行うあらゆる作業には、必ずムダが発生しているはずです。そのムダを改善するためのポイントとして、「トヨタ式7つのムダ」があります。これを基に物流におけるムダの改善ポイントのヒントをまとめました。

トヨタ生産方式の省人化とは

トヨタ生産方式での人の減らし方について。ネット通販の倉庫で在庫管理やピッキングを行っているとします。その作業には人が介在しますが、その人数が少なく、トラブルがなく、対応できる件数が多ければ多いほど、効率よく作業が回っていると言えます。

改善の具体的な方法

改善を行っていく具体的な方法は、改善必要点を発見し、現在のやり方を分析します。なぜ質問で着想を得て、あるべき姿を目標に定めます。自由にアイデアを出して改善案を作成し、実施します。最後に改善後実施後の確認を行います。

改善の流れ

改善では、基本的に「1.問題の発見」「2.真因の追究」「3.対策・立案」「4.実施・効果検証」の順で行い、また1.問題の発見を行います。改善は行動力とスピードが命です。改善の議論であれこれと小田原評定をするよりも、まずはやってみることが大切です。

トヨタ生産方式まとめ

トヨタ生産方式で物流を改善していくためには、次の6つのことを行います。1.ムダの徹底排除、2.理想の徹底追及、3.現地現物主義、現場第一主義、4.5回のなぜによる真因追求、5.改善スピード、6.設備改善より作業改善

改善は2Sから始める

5Sという言葉があります。単なる掃除のことではなく、整理・整頓・清掃・清潔・躾のローマ字の頭文字です。この中で、「整理」「整頓」の2Sは、どこでも誰でもすぐに取り掛かることができることですので、改善の第1歩となります。

トヨタ生産方式で禁句の「できない理由」

例えば改善案を考えたとしても、すぐに否定されてしまったら、改善案を出した人も、その後は改善案が出しにくくなるものです。トヨタ生産方式では、みんなでアイデアを出し合い、アイデア実現に向けてみんなで採用案の問題点を潰していきます。

トヨタ式改善での目標の立て方

一般的な改善目標の立て方とトヨタ式での改善目標の立て方は、流れが異なります。トヨタ式では、最初にあるべき姿を目標値として決めます。

トヨタ生産方式での改善心得

トヨタ生産方式では、作業者の動作、物の流れ、保管、前端で改善の心得があります。その一例をご紹介します。

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